神懸の御柱7

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うさみゆき

門番  :何をこそこそ話している。      とにかく、中を調べさせてもらうぞ!     :今はダメだ 門番  :うぬ……。      ……どうしても行くな、と言うのか? 門番  :……わかった。少し時間を置こう。      用が済んだのなら、お前たちも立ち去れ フェステ:ふう。どうにか止められたのう。      よくやったぞ、下僕 ティリス:お気持ちはわかりますが…… エーリンゼ:ティリス……      あなたの言うことは間違っていませんわ エーリンゼ:けれど、この方々にも譲れぬ一線があるのです。      わかるでしょう? ティリス:エーリンゼ様…… ティリス:とにかく、集落へ急ぎましょう。      エーリンゼ様の体調が心配です ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 門番  :御柱への入場を許可された者に対し、      あれこれ詮索するのは慎むべき行為だ 門番  :だから私は何も聞かぬ。      それに、そちらのご婦人はかなりお疲れの様子 門番  :すぐにでも休息を取るべきだ。      さあ、ラルパルへ急ぎなさい ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 門番  :何だ、お前たちまだいたのか 門番  :御柱には入るな、と言うんだろ? 門番  :わかった、わかった。      用が済んだのなら、早く立ち去れ

バハマール高原神の見守る丘神懸の御柱教団衛士
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