神懸の御柱1

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うさみゆき

教団衛士:『神懸の御柱』ですが、      塔を含めた建物全体がバファリアの遺産です 教団衛士:しかし、正面にあるバファリア教の開祖像……      当初、あれはなかったらしいです 教団衛士:開祖さまが亡くなられた後、      当時の人々が増築したと伝えられています 教団衛士:きっと、大変慕われていたお方だったんでしょうね ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 教団衛士:竜族の襲撃など、あるはずがないでしょう。      今も、こうしてたくさんの衛士がいるんですよ 教団衛士:教団衛士はみな、勤勉なものばかり。      襲撃を許すはずがありません 教団衛士:あなたもそのような噂に      惑わされてはいけませんよ 教団衛士:他の者にこのことを聞かれても、      単なる噂だと言ってあげるとよいでしょう ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 門番  :ようこそ。ここは『神懸の御柱』。      バファリア教の最も重要な聖地だ 門番  :はるか昔、ここにはバファリア教の開祖が現れ、      バファリアの神の思し召しを人々に伝えたという 門番  :そんな伝説にふさわしい姿だろう?      そう近づいて全体を見ることはできないぞ 門番  :というわけで、少し離れたまえ。      あまり近くに来られると我々も困るのだ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 門番  :ここは『神懸の御柱』だ 門番  :みだりに近づいてはならん。      信徒ならばもう少し常識をわきまえてもらいたい 門番  :まったく、最近は観光目当ての者が多くていかん。      軽々しく「中に入らせろ」だの、ここをどこだと心得る

バハマール高原神の見守る丘神懸の御柱教団衛士
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